この4月の診療報酬の改定において歯科の初診料と再診料にてそれぞれ患者負担が増えます。
初診料は+360円負担増の2180円。
再診料は+20円負担増の420円。
これまで据え置かれてきた背景もあり、医療側においては良い見直しになったと思います。
歯科においては、まだまだ据え置かれていることがたくさんあり、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士などの医療提供側、そして患者の受益者側、そして国の三方で、適正な価格を検討していかなければいけません。
どこかに無理を強いる形をとると、無理を強いられた分野に入る人々、つまり患者であれば患者の健康度は悪くなるばかりで、医療提供者においては後継者の育たない環境となり、国においては社会保険の破綻となるでしょう。
今後、見据えておかなければいけないのは、若年労働者が減少し、税収入も減少します。健康寿命を促進し、老年労働力を確保し、人々の生きがいと税収入増を見据え、さらには医療提供者の収入となる診療報酬の適正見直しを進め、日本国家の医療をもっと強くし、この世界に類をみない少子高齢化社会での成功をおさめることが世界に貢献できる1つであることは自明の理です。
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